イソップ物語の「アリとキリギリス」をご存知でしょう。
物語の中で アリは非常に勤勉に働き、真面目で 計画的です。一方キリギリスは怠け者で遊び人、自由を謳歌しています。
この対比は、アスペルガー(AS)とADHDによく似ています。
アリであるASは、真面目で努力家 だがともすれば将来への不安が募り、頑張り過ぎてしまいます。
ADHDのキリギリスは多才で発想は豊かだが、ルールを無視し たり怠け過ぎてしまえば周りから責められるかも知れません。
物語の中で、キリギリスは最後に餓死してしまいますが現実で はどうでしょうか?
現代日本社会は「アリ」タイプの感情が強 く、ホスピタリティがとても素晴らしいです。
一方で、皆さん の内に眠る「キリギリス」タイプの感情が開花すればよりよい 社会となるはずです。
そのような「集団の和」と「個人の自由」は両立できるのです。
Locopelliのロゴとなっているココペリも実は、キリギリスを形どったインディアンの精霊です。
またアンデルセンの「みにくい アヒルの子」も、アンデルセン自身が発達障害があり、それを象徴した物語を自ら書いたと言われています。まさに「はずれ者」のみ にくいアヒルは、最後は白鳥となって未来へと羽ばたきます。